彼に恋愛小説を送りましょう

クリスマス、お正月も過ぎ、次のイベントといえばバレンタインデー。
彼へのプレゼントはもう決めましたか?
直前になるとあたふたしてしまい、中々最適なものを選べないこともありますよね。
そんなあなたは今年は恋愛小説を贈ってみませんか?
チョコレートとプラスしてあげてもいいですよ。
脳から愛を刺激してくれる恋愛小説をプレゼントにすれば、あなたのセンスの良さに、彼からも再度見直されてしまうかも?
寒いこの季節にちょっぴり温度を上げてくれる恋愛小説を今年のバレンタインデーにはプレゼントしましょう。

「七つの人形の恋物語」は、虚と実、仮面と素顔とが人形芝居の舞台の内と外で演じられる、キャプテン・コックとムーシュの波乱に富んだ愛の物語『七つの人形の恋物語』。
代表作『スノーグース』も収録、ギャリコファン必携の一冊です。
泣かせる名作と言われているこちらの小説は、ラストまで引き込まれるように読んでしまう評価の高い一冊。

「算盤が恋を語る話」は、『日本探偵小説全集2 江戸川乱歩集』『D坂の殺人事件』につづく乱歩の短編集成。
江戸川乱歩――ミステリの世界でその名なくしては何ごとも語れない。
偉大なる先人の足跡は生誕100年、没後30年を経ていよいよ明瞭に印されていく感さえある。
“乱歩の前に乱歩なく、乱歩のあとに乱歩なし”と称される巨星が、こよなく愛した純粋本格に果敢なアプローチを試みた佳品「一枚の切符」を始め、「黒手組」「日記帳」「盗難」「夢遊病者の死」など執筆活動最初期、大正12年7月から14年7月にかけて、試行錯誤を通して生み出された色とりどりの短編10編を収録してあります。
『一枚の切符』などもある人物が別の人物に逸話を紹介するという構成になっています。
推理小説好きな彼にオススメです。

「シェリ」は、薔薇色のレースに彩られた寝室の中、女はベッドに横たわり,姿見に映る美しい青年の姿をみつめている――。
五十歳を迎えようとする元高級娼婦と、シェリ(いとしい人)と呼ばれる親子ほども年の違う若者との息詰まるような恋。
ジッドが「一か所として軟弱なところ、冗漫な文章、陳腐な表現もない」と賛嘆したコレットの最高傑作です。
年上女性と美しい青年の恋の話。
最後の一文ですべてが引き締まると誰もが語るこの作品は、気品を兼ね備えたフランスの小説らしい一冊です。

本好きの彼には、お洒落なブックカバーを添えてプレゼントしましょう。
革製品が有名なイルビゾンテのブックカバーは特にお勧め。
使えば使うほど味がでる逸品です。
ウォールブックカバーWHKAGARI YUSUKEは個性的な彼におススメ。
革の上にパテを塗り、壁のようなテクスチャーを付けたブックカバーです。
とにかく本を読むのが好きな彼なら普段から愛用できるようなブックカバーをセレクトしたいですね。
誕生日やクリスマスで出費のかさむプレゼント代。
バレンタインデーは賢く、センスで勝負してみてもいいかもしれませんよ。

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